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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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15.4.26号 日本銀行の株価
先週、米ナスダック指数がついに2000/3/10の史上最高値5048(ザラ場最高値は5132)ポイントを更新しました。

米ナスダック指数が2002/10/9の最安値1114(ザラ場安値1108)ポイントまで5分の1に暴落してから15年が経過しています。

次は25年が経過した日本の日経平均最高値38915円(1989/12/29)の世界に輝く金字塔の出番でしょう。

7054円(2009/3/10)の底値到達(高値から約6分の1の水準)までには20年もの歳月を要する大バブルであった金字塔です。

しかも、25年経過した現在でも株価はまだ半値水準です。

調整の日柄としてはもう十分でしょう。

この25年で日本株の投資環境も大きく変化しました。

金融市場の国際化が進み、企業経営者が株主と対峙する姿勢に大きな変化がでてきています。

日本企業の手元資金は豊かになり、マジック?を使った効率的経営は端緒についています。

長期投資家の一般投資家が「あと何年で日経平均が2倍になり、資産バブルの金字塔に到達するか」という関心を描けることが出来る環境がやってきたとも云えます。

日経平均が2倍になるためには、年率7.2%上昇で10年、年率10%上昇で7年余の歳月がかかります。

「明日の株価は分らない」というディトレーダー的発想の資産運用で短期売買を繰り返すことしか知らない若い投資家が、未経験の長期株式投資を真剣に考える時期が到来していると思います。

市場のヒントは日本銀行の株価にあると考えます。

日銀株または日銀株価とここでは申していますが、正確には出資証券です。

面倒なので、ここでは便宜上、日銀株または日銀株価と総称します。

昔から日銀株を自由に店頭市場で売買できることを知っている投資家は少ないでしょう。

その日銀株がグラフ①のように、ここ2週間、急動意しています。

日銀株価

日銀株の一株当りの純資産は360万円あります。

それが現在たった53000円の株価です。

株価動意の背景は4/14、「GPIF(厚生年金と国民年金の管理運用機関)が『自前運用』拡大」の日経新聞の記事の掲載と思われます。

ご存知のように日銀は黒田日銀総裁のもと異次元金融緩和政策第1弾・第2段(QQE1・2)で株式市場から兆円単位のETFを買い取っています。

今、日本の株式市場の官製相場には日銀とGPIFが存在感を日々増しています。

GPIFは今まで保険会社や運用委託会社へ資金を割り振るだけで、個別銘柄の運用はできませんでした。


まだ確認は取れていませんがませんが、今後、5月連休明け以降、GPIFは日銀株(出資証券)をGPIFのポートフォリオに加えることが出来ます。

4/14からの日銀株胎動のメッセージは「これをもって、市場を巻き込んだアベノミクスの日本再生の仕組みが完成する」ということではないかと考えています。

1986年からの長期の日銀株価のグラフ②を見ると、現在の日本では如何にアベノミクスが信じられていないかがわかります

日経平均が小泉内閣の時代の高値を抜いた現在でも、日銀株は2007/9/7の高値175000円の遥かに下の底値水準(約3分の1の水準)を横這っています。

1989年の平成バブルの最高値74.5万円の14分の1の水準でしかありません。

PBRは0.14倍です。
日銀&銀行

現在の市場の住人達の殆どは1989年以降に社会人になった人達でしょう。

円高・デフレ経済脱却政策のアベノミクスといわれても俄かに信じられないのが人情です。

資産バブルを起こして凍りついたお金を動かすことによって日本再生することがアベノミクスの究極の目的であると考えた場合、資産バブルの根幹は銀行株と不動産株となります。

2002年からの日銀株価とTOPIX業種別33業種の銀行セクターと不動産セクターの株価(どちらも2002年初の株価を100として指数化)のグラフ③を見ると、約1年半横這いを続けた銀行セクターの株価は昨年末以来、日経平均の上昇率を遥かに超える40%以上の上昇になっています。

それでもそれは2006年の高値からは半値以下の水準です。

この銀行株の胎動は日本のデフレ脱却の動きを市場が俄かに信じ始めた証左とも云えます。

そして、理由はともかく日銀株が上昇トレンドを描き始めれば、1989年の金字塔・日経平均38915円の奪回へ号砲として市場は受け止めるでしょう。

なぜなら市場からETFを積極的に買い取る日銀の資産は株価の上昇と共にどんどん膨らみ、含み益が拡大するからです。

お金を輪転機で刷ればいくらでも調達できる日本一のお金持ちの日銀は、相場の世界の常識では負けるはずがありません。

したがって、割安な日銀株価はここから上昇加速するはずです。

そして市場は日銀の替わりとして大量に買える割安なメガバンクの株を買い始めたのではないかと考えます。

今週、「これ以上円安は望まない」と発言するのではないかという噂の絶えない安倍総理の米上下院議会での基調演説や米GDP速報値の発表が4/29に、海外投資家が追加金融緩和を信じてやまない日銀展望レポートが4/30に、日本の3月のCPI(消費者物価指数)の発表が5/1に、と重要なイベントが目白押しに控えています。

市場はひと波乱もふた波乱もあるかも知れません。

しかし、どのような動きになろうと、それは短期の動きであって、日本が失われた20年を脱却する官民の仕組みに基づいた長期上昇トレンドの最中にあることには些かも変わりがありません。

そのことをグラフ①②③が描く軌跡を眺めながら投資家の皆さんは常に思い起こすべきだと考えています。

波乱があれば、日銀株(100株で約530万が必要)や銀行株の押し目は積極的な買いタイミングです。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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