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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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15.7.26号 懸念は杞憂
国企業業績と中国経済の懸念が市場の足を引っ張りました。

ドル安の先行指標といわれるNY金先物のグラフA、中国景気の先行指標でドクター・コッパーの称号を持つNY銅先物のグラフBのように、金利高・ドル高や中国景気の先行き懸念のシナリオが金や銅相場の不振に反映されているとして、株式市場では米国だけでなくヨーロッパ、東京市場にも影響を与えています。

銅

一見、シナリオに整合性が取れているように見えますが、「中国の成長減速は輸出主導型から消費主導型経済への中国の政策転換・構造改革政策の一翼を担うもの」であることを常に忘れてはなりません。

したがって、中国の資源爆食の時代はとっくの昔に終っており、その帰結がグラフ②のNY銅先物の価格に如実に表われているのです。

7/24のNY銅先物価格238.15セント/ポンドは2009/7/16の238セント/ポンド以来の安値です。

原油、バルチック海運市況、天然ガス、ニッケル、CRB商品先物などの価格は2003年~4年の水準にまで沈んでいます。

このことはこれから世界経済がグローバル・インフレーション(またはグローバル・リフレーション)のパラダイムからグローバル・デフレーション(またはグローバル・ディスインルレーション)のパラダイム(枠組み)で動いていくことを意味しています。

したがって、インフレを象徴する重厚長大産業からデフレを象徴する軽薄短小産業が経済の成長を牽引する時代を迎えたことを意味しています。

その視点で市場を見ると、今年、米国のナスダック総合指数が2度と抜くことはないといわれていた2000年の金字塔の高値をクリアした事実が、前述のパラダイムの変化の象徴的な証しです。

資源爆食の安い賃金を武器とした労働集約型の輸出主導型経済から賃金を上げて消費主導型経済への中国の政策転換も、時代の流れに沿った理に適った政策と理解すべきです。

従来の欧米流中心のものの考え方で中国を見ると、中国経済を正しく理解することは出来ません。

中国バブル崩壊説のチャイナショックは2011年から5年連続で発生し、香港市場も全く同じ展開を繰り返しています。

2011年~2014年の過去4回のそれぞれ違う理由で声高に叫ばれた中国バブル崩壊説はことごとく杞憂に終っています。

中国の友人からの手紙を見ると、結局、2015年の今回の中国バブル崩壊説も杞憂に終るでしょう。

今回の中国バブル崩壊説の中味を分析すると、一時的な株価変動はライフスタイルの変化に影響せず、巷間の「中国人の来日旅行客激減」説も杞憂に終るでしょう。

1~6月の訪日外人が46%増と913万人になり年間では2000万人に迫る勢いです。

政府の当初の2020年に2000万人という目標は大きく前倒しになりそうです。

すでに市場ではインバウンド関連人気が柱になって連日、堅調な銘柄が輩出していますが、インバウンド関連として意外な業種まで波及して広がりを見せており、これからでも新スターが出てくる予感がします。

グラフ①の金相場の10日続落安を伴う7/24の安値1085.5ドル/オンス(円ドルは123.81円)は、2009/11/3の1084.9ドル(円ドルは当日90.16円)以来の水準です。

このことは「欧米、日本の金融市場の正常化、株式相場の回復」を示し、先行きの不安感の低下を「ドル不安の先行指標」といわれる金相場が暗示していると考えています。

このことは中国株安懸念、米国株安懸念を払拭するものです。

市場のエネルギーを7段階(0から6段階)で評価するデジタルマークセブン(DM7)では香港ハンセン指数は1段階シグナル、香港H株指数0段階シグナル、タイSET指数1段階シグナル、金、銀、銅、原油、ニッケル、CRB商品指数が1段階シグナル揃い踏みで、目先の反発を示唆しています。

しかし、前述のことから資源関連株はあくまでリバウンドと考えておくべきでしょう。

今週も押し目買いのスタンスに変わりがありません。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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