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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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15.8.12号 日本が得意とする景気パターンへ
今回の中国の為替政策の変更は中国関連銘柄には影響を与えるが、基本的に人民元は世界的な通貨ではないので、日米の株価に大きな悪影響を与えるものではありません。

中国の観光消費ブームは不労所得による一時のブームではなく、賃金上昇がもたらした中間層拡大によるライフスタイルの変化によるもので、多少の為替に影響を受けるものではありません。

したがってインバウンド消費銘柄の株価への影響は一時的であり、中国元切り下げ問題は過熱気味であったインバウンド消費関連の株価のガス抜きとなり、下落した関連株の押し目買いを冷静に考えるタイミングになったと考えます。

一方、日本経済は自律回復の輪が回り始めています。

考えてみれば、2年半前に円高・デフレ脱却を標榜してスタートした経済政策アベノミクスの目的は、円安によって日本の輸出産業の利益を嵩上げし、輸出産業の賃上げを誘い、それによってデフレを脱却して内需を拡大し、強いては国内産業の設備投資に繋げていくという日本が得意とする景気パターンに火をつけるというシナリオ(思惑)の元に施行された政策です。

円ドル為替相場は120円台が定着してきました。

1年前の水準(102円)はすっかり我々の頭の中から抜け落ちて、現在の120円台の水準が当たり前の感覚になりつつあります。

しかし、平均為替と日経平均一株当り利益の四半期別の表1年度別の表2を見ると、1年前、2年前の円ドル為替と比較して隔世の感を禁じ得ません。

今4-6月期の企業収益は24%増益となっています。

そして、アベノミクスの円高脱却政策がもたらした円安による企業収益拡大が順調に達成されていることがわかります。

表1では今4-6月期の企業収益の24%増益は前年同期比の円ドル為替でほぼ説明出来ることが理解されます。

円為替

表1の年度別の円ドル為替を見ると2015年3月期の年平均円ドル為替レートが109.73円でし。

2016年3月期が120円台で推移すれば、それだけで10%以上の企業収益の増益が確保されることが容易に想定されます。

日本が得意とする景気パターンに基づけば、今年は内需が堅調になり国内設備投資に火が点いて内需産業の利益が拡大し、特に中小企業の賃上げに繋がるという自律的景気回復に繋がっていくことが想定され、企業収益が加速する可能性があります。

4-6月期GDPマイナス予想などにより円安によってもたらされた「景気回復に実感がない」、「消費に火が点かない」というマスコミのアベノミクス批判報道があります。

しかし、消費増税以降もたついていきた景気が着実に上向いていることを示す過去最高となる指標が、以下の通り相次いでいることをどう考えればよいのでしょう。

企業の儲け(経常利益)過去最高の60兆円乗せ、
完全失業率18年ぶりの低水準、
国の税収24年ぶりの高水準、
個人金融資産初めて1700兆円突破、
今年の賃上げ率は16年ぶりの高水準の+2.2%、
上場企業の今期配当総額予想10.1兆円、
日経平均株価の18年ぶりの水準、
今夏季ボーナス過去3番目の高水準、
昨年の倒産件数24年ぶりの1万件以下(9731件)、
2014年度の銀行の貸出平均残高6年ぶりの高い伸び率+2.4%


これらの指標は「景気の実感はこれから広がる」ことを明示しています。

GDP成長率と企業収益は必ずしも一致するものではありません。

「儲かるのは大企業だけ」の2極化というウソに惑わされてはいけません。

実感なき景気回復「都市部はいいけれど、地方はまだまだ」といわれている地方・中堅・中小企業に力強さが出てきています。

特に自動車産業が集中している地方の景気は賃上げに支えられて堅調です。

景気パターンの順番からすれば今年の注目はインバウンド消費と共に内需産業の増益率が高くなるはずです。

中国で苦戦する建機や機械が国内の堅調で盛り返すといったケースも考えられます。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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