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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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株式需給が枯れ切っている日経平均17000円台後半
8月後半以降の相場は総崩れとなりました。

海外投資家は2013年の約15兆円買い越しに対して、2014年現物・先物合わせて僅か1兆円の買い越し額でしかありませんでした。

2014年の「アベノミクスさようなら」の海外投資家は日本株に対して殆ど中立のスタンスであったことをうかがわせます。

2013年の日経平均は前年比56%の上昇に対し2014年の日経平均は10月まで前年末比マイナスの水面下の推移を余儀なくされましたが、10月末のQQE2(異次元金融緩和策第2弾)以降の11月、12月の上昇で前年比7%のプラスで終りました。

海外投資家の現物・先物の売買状況のグラフ①を見ると、今年の海外投資家の買いは米国離れ・日本株買いブームで1年ぶりに好調に推移して前半で前年比約18%の上昇で推移しました。

海外投資家

しかしグラフ①のように今年後、海外投資家は6月~9月第2週(9/11週末)までで年前半の現物・先物合わせた約5兆円の買い越し額を上回る6.8兆円も売り越しています。

日経平均は約3000円上げて約3000円下げるという「ほぼ行って来い」の相場となり、昨年末の水準に下がっています。

上記2015年累計表のように、遂に9月第2週で今年の現物株は売り越しに転じてマイナス4千億円になり、先物の売り越し額約1.5兆円を合わせると現在約1兆9千億円の売り越し額になっています。

今回の下げがファンダメンタルズによるものというよりも、需給による下げといってよいと思われるような数字です(ファンダメンタルズ悪化は後付け)。

グラフ①にように需給は買った分を売り切ってさらに借りてきた株で空売りを積み上げた状況にあることが想定されます。
そして株価の急落が、ファンダメンタルズ悪化の証左として不透明感を余計増幅してます。

「不透明感」ほど便利な理由はありません。

どんなシナリオも語ることが出来るからです。

例えば現在の予想PER(株価収益率)が低水準にあるのも、将来のEPS(予想利益)が大幅下方修正するからだというたいして根拠がない理由も、株価急落の前に説得性が出てきます。

恐怖指数といわれる日経VI(ボラテリティ・インデックス)を見ると、日本株市場は依然として厳しい局面を脱していませんが、ボラティリティ上昇が海外投資家のデレパレッジ(買い建て玉の解消=投げ)を促したことは前述の通り明白です。

9/15火曜日の米CFTCの円先物ネット残高はマイナス26814枚と前週の約マイナス6千枚から約2万枚増えており、円安トレンド継続のサインがでています。

前述のように保有していない株まで借りてきて売りまくって需給は枯れ切っており、さらに円先物ネット残高との関係を考慮すると従来の裁定取引に係わる現物残高も枯れ切っており、ここからのたいした売りは出ないと考えられます。

さらに需給面を株価で計ると、日経平均の18000円から19000円の価格帯は取引が薄かった(1ヶ月ほどのもみ合い)所為もあり簡単に下放れましたが、昨年から今年にかけてもみ合った17000円台というのは相当な抵抗ラインになると考えています。

これから従来の投機筋の裁定取引は積み上げがポイントになるでしょう。

貸株による空売り筋も原油価格の意外なプラス効果を示す指標などのサプライズ待って、買戻しをツールに買いを仕掛けるつもりでしょう。

安保法案も成立、いよいよ安倍政権の通信簿の株高に向けて景気対策へ全力投球をしてくるはずです。

10月には真剣に日銀のQQE3が論議されるでしょう。

TOPIXの12ヶ月先予想PER(株価収益率)は5月ころの16倍台から14倍を割り込むに至って「成長率鈍化」は株価に一定程度織り込まれており、ここから追加的なネガティブ・サプライズの余地は狭まっていると思われます。

中国景気の急減速が正当化されるものなのか、マイナス面ばかり協調される原油価格急落のプラス面がないのかどうか、円ドル為替120円前後が今後も維持されるのかなど、評論家ではなく冷静に市場によって検討される段階に入ると考えます。

以上、日経平均18000円前後の水準は底値圏の買いタイミングという見解は継続です。

何かのポジティブ・サプライズが出れば、日経平均は19400円近辺の窓埋めまで駆け上がるほど売り物が枯れ切っていると考えています。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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【2015/09/23 10:19】 | # [ 編集]


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