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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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15.11.8号 郵政グループ3社の上場は国策・官製相場の一環
先週4日に日本郵政と同社傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命3社の株式が、将来のポジティブなサプライズを内包したまま、株価割安(かんぽ生命を除く)で東証一部に上場されました。

郵政グループ3社の公開株の95%は個人向けで、機関投資家はわずか5%です。

郵政グループ3社ともTOPIX組み入れが12月末に行われる予定です。

機関投資家は市場から買わざるを得ないでしょう。

郵政グループ3社の政府持ち株の放出の売却代金は東日本大震災の復興財源に当てられる予定です。

現在の郵政グループ3社の取扱商品や資産運用両面での制約は、今後、政府支援のもとに次第に撤廃され、事業拡大が見込めます。

その他郵政グループは「高齢者サービス」でアップルとIBMとの提携を発表(2015/5/1)しています。

楽天とも受け取り業務で業務提携しています。

抜群のネームバリューとネットワークは内外企業からの業務提携の打診が目白押しと考えられ、いつ何時サプライズが出現するか分かりません

日本郵政の非効率な経営を問題にするアナリストも多く見受けられます。

非効率経営ゆえに人工知能・IoT・ビッグデータを活用して人件費削減、経常利益や売上アップを計る糊代が大きいと考えられます。

株式市場の需給にもサプライズが生じます。

2014年末のかんぽ生命の有価証券投資は
① 公社債75.7% 64.3兆円 
② 外国有価証券2.33% 1.98兆円 
③ 株式0.001% 984億円

です。

かんぽ生命の 総資産は85兆円で2位の日本生命の総資産を20兆円も上回っているのです。

かんぽ生命の株式保有が他の生保並みの6~7%に規制緩和されることは確実で、新たに約6兆円の株式買い余力が生じる計算になり、市場には朗報です。

これこそ、効率的社会実現のためのROE(株主資本利益率)経営とリンクさせた昨年の年金改革=財政再建に対する支援策です。

郵政グループ3社が上昇しても、日経平均、TOPIXの指数への影響は少なく、郵政グループ3社の将来の指数採用に備えて、むしろ指数連動銘柄の異常な株価変動が抑えられて、郵政グループ3社株の上昇は市場に過熱感が生じ難くする好環境を生むのではないかと考えられます。

7月~9月の3ヶ月間で何と!現物、先物合わせて約7.8兆円も売り越した海外投資家は、10月に慎重ながら、売った10分の1の金額の7439億円(うち現物4630億円)を買い越しています。

米国景気堅調、中国の景気対策などで日本株への投資環境も僅かの間に一変しつつあります。

日経新聞は今期企業収益を8%増益と予想していますが、企業側の下期の予想平均為替レートは118円/ドルとしています。

日米金利差(2年国債)と円ドル為替のグラフ①の推移を見ると、円ドル為替に最も影響力のある「日米金利差」が過去最大の水準に拡大しています。

雇用統計堅調で米国景気堅調が確認され年末の米金利引き上げの確率は高くなり、円安が継続する可能性が高くなります(2012年、2013年、2014年と年末円安・株高のアノマリー)。

そして日本企業収益の増額修正の糊代も高くなります

日米金利差

「郵政グループ3社上場は官製相場の一環」と読む感性のある海外投資家が火付け役になり、12月までに持たざる日本株の海外投資家の買い急ぎ場面の出現が想定されます。

そして、年末までに機関投資家による持たざる郵政グループ3社の株買いは必至と思わざるを得ません。

株価トレンドは一変し、年末の金利引き上げ予想の米国株の動きをみながら、郵政グループ3社を中心とした日本株優位展開の環境です。

黒田日銀総裁の男気のなさを帳消しにする好環境です。

むしろ、日銀の追加緩和策を温存したことが米国発の円安継続となり、日本にとって文句の言われ難い円安の思わぬ僥倖の出現です。

官邸で計算された上の僥倖であるかどうかは分かりませんが、黒田日銀総裁が水面下で米国当局と政策をすり合わせていると勘ぐりたくなるほどです。

良い意味でツキのある安倍政権、日銀総裁といわざるを得ません。

それはまた日本のツキに通じる相場を見る上で大切な要件でもあります。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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