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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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12.12.13号 米FOMC(連邦公開市場委員会)の16日前後が日本株の買い場
市場急落時の恐怖指数として恐れられている日米のボラテリティ・インデックス(VI)のグラフ①を見ると、12/11の週末、米国S&P500のVIX指数が、危険水域20の水準を突破し、24.39と急騰しました。

VIは上昇すると市場のリスクが上昇していることを示します。

日米VIX

グラフ①を見ると米国VIXの20超えのラインが市場の危険水域入りのシグナルであることが分かります。

過去、この米国VIXの20超えのときに、米国の株式市場の波乱が本物となり、日本の株式市場にそれ以上の波乱をもたらしています。

8月の急落場面のVIは日米欧揃って40を超えています。

そして、20を超えるとき、必ずFRBの量的金融緩和策の出口戦略「金融引締め」が俎上に乗り、イエレン議長が希求して止まない「引き締め」は時期尚早と株式市場は拒絶反応(急落)しています。

12/4の雇用統計の雇用者数の予想以上増加の数字から、「金融引き締めも止む得なし」と、市場は一旦NYダウ300ドル以上の上昇で容認しました。

しかし、今週に入って原油価格の下げが止まらずに下げ続け、世界のお金の流動性に懸念が生じています。

原油価格の下げは商品価格の下げとなり、新興国および資源国経済を直撃、世界のお金は新興国を離れて米国回帰を加速し、世界経済懸念のリスク回避「質への逃避」で米国債が買われ、金利差縮小からユーロ高、円高になり、世界の株式市場の急落が連鎖する、というサイクルが始まっています。

米金利引き上げは状況に応じて、円高要因にも円安にもなるという厄介な代物です。

引き金は以前より当ブログでお話してきた米シェール石油掘削業者の資金調達源のジャンク債(格付けBBB以下の債券/投資不適格債)市場の崩壊です。

原油安の負の部分の不安心理がジャンク債市場に波及し、関連商品のファンドに解約が殺到し、大手運用会社のサードアベニューは顧客からの解約を一時停止しました。

運用会社のブラックロック、レッグメイソンなど投資銀行の株価もが暴落しています。

これらを突き詰めれば、米FOMCに向けて市場は再び金融引締めを拒否、お金の流動性を問題にし始めています。

そして、一連の動きを表した最も注目すべき指標が、先週末11日に20ポイントを超えてきたた米国VIXです。

ここが20ポイント以下で落ち着いていれば、株価の急落も一時的として問題はありません。

しかし、20ポイント以上を超えて推移すると、市場の空気は一変します。

原油安でブラジル、ベネズエラの財政は大丈夫なのか?
ブラジルはオリンピック開催できるのか?
大口融資先のスペインの銀行、ユーロ圏の債務問題は大丈夫か?
ドイツ銀行のCDS、フォルックワーゲン補償問題は大丈夫か?
中国人民元は大丈夫か?
米シェール掘削石油会社の発行する米国ジャンク債市場は大丈夫か?

そうなると、米FRBが金利引き上げして果たして大丈夫なのか?という事になります。

こうした日(中国)・米・欧が連鎖する世界経済の懸念は今まで言い尽くされてきたことの繰り返しで目新しいものはありません。

今後の米VIXの動向が沈静化するかが焦点になります。

先週末のVSTOXX(欧州恐怖指数)26.58、日経IV21.05の趨勢も米国VIXの動向次第です。


そして、「買うために売る、売るために買うヘッジファンド」の動向はFOMC前後に米国VIXのピークになって表われると考えています。

一方、急落場面の日本の市場で現在最も信頼性のある指標が10日騰落レシオと考えています。

12/10は62ポイント(P)、12/11は72Pです。

シカゴの日経平均先物の週末値が12/11の日本の終り値から550円安の18670円であることから全面安が予想されます。

それから逆算すると、今週月曜日(14日)の10日騰落レシオは60P前後が想定されます。

ここ1年間の検証でも、10日騰落レシオ60P割れの日のどこを買っても、一旦、短期急反発場面で報われています。

すなわち、10日騰落レシオ60P割れはセーリングクライマックの場面であると同時に、海外投資家が「買うために売る」場面であることを表しています

今週のNY市場はスーパーSQです。

6700億ドルのプットオプションの決済があり、米FOMCの重要な開催時期とも重なり、米国市場は心配なのでしょう。

だから買い材料のない中、米VIX指数に脅えながら薄商いのうちに底値がつく。

それが底値形成の定番場面です。

日本株は米国株以上の率で米国株と連動します。

そうしたときには海外ヘッジファンドの日本株裁定残高はカラカラになるでしょう。

日本株の「再上昇のスタートの号砲が鳴る日が近い」と考えています。

買いが入るのは、海外のインデックス投資の機関投資家によるのでしょう。

こうして以前より申し上げてきた世界で最も魅力的な日本株が、「買うために売る、売るために買う」海外投資家に翻弄されながら、結局は彼等に買われていくと考えています。

そして、世界の市場の中で一番パフォーマンスの良い市場が日本市場であることが漸次証明されていくのでしょう。

先々週まで年内のこんな波乱場面は想定していませんでしたが、マーケットだからやむ得ません。

短期の相場巧者よりも長期のぶれない投資が報われる相場と思います。

現在の状況から前述の指数を見ながら、今週12/16前後が「年末年始高に向けて」の絶妙な買い場と考えています。

日経平均ではもし瞬間18000円台の前半があれば最高の買いタイミングでしょう。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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