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株式市場の語りびと
株式市場で起きていることは、すべて原因があって結果がある。その原因を科学的に分析することを目的とする。
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15.12.20号 スーパーSQ
運用対象のジャンク債の流動性が低下、資産の投げ売りで顧客の損失を大きくするのを防ぐため、12/11、7億8800万ドルを運用(金額は小さい)するサード・アベニュー・フォーカスト・クレジット・ファンドが、顧客の解約を停止し、続いてヘッジファンドのストーン・キャピタルが同じ換金停止を発表しました。

これを受けて、2008年のサブプライムローン・シンドロームの連想から原油安を伴った米ジャンク債市場におけるデフォルトを懸念して、株式市場は引き続き大荒れでした。

12/18の週末にはNYダウは25億株強の大商いのもと-367ドル(-2.1%)の大幅安となりました。

一見、どこまで想定しているのか、わけのわからない相場に見えます。

NY市場はほぼ全面安で金融、ITなどファンドが好んで組み入れている銘柄が売られています。

ウォールストレートジャーナル誌(WSJ)によれば、「ありふれたジャンク債ファンドには程遠い危険ファンド」(WSJ)の特殊なサード・アベニュー・フォーカスト・クレジット・ファンドよりも、典型的な高利回りファンド(ジャンク債ファンド)はその保有資産の大半を高格付けの債券で占めています。

このファンドの解約停止が金融システム不安につながると判断されれば、12/16の米FRBの利上げは見送られたはずです。

逆に言うと、米FRBの利上げは「金融不安心配なし」のサインと考えてよいでしょう。

原油安、金融不安でないとしたら12/18の大幅安は何だったのでしょう

当ブログ15.12.13号でふれたスーパーSQによる思惑的な特殊要因の影響が大きかったと考えます。

日本で報道されている「原油安、ジャンク債市場懸念による大幅安」という報道は正しくないと考えています。

18日はNY市場のスーパーSQでした。

スーパーSQとは3月、6月、9月、12月の第三金曜日は、株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つの取引期限満了日(SQ)が重なる日のことをいい、それ故に米国ではスーパーSQといわれています。

12/18は6700億ドルのプットオプションの決済が控えていました。

そのスーパーSQの思惑的な売買が働きやすく荒れやすい日に、特殊な思惑が交錯したのでしょう。

通常7~8億株のNY市場の売買高が25億株にも及んだ理由はよほど大きな思惑が働いたのでしょう。

一般の市況ニュースには米SQのことはほとんど書かれていません。

指標なんかよりも大事なのに予定表にも記載がありません。

通常のニュースを鵜呑みには出来ません。

アメリカ株大幅下落の裏にメジャーSQの思惑があり、スーパーSQは迎えてみなければ仕掛け的影響度が分からないという厄介な代物です。

グラフ①のようにNYダウは12/16の米政策金利利上げ後の2日間で -620ドルの大幅下落でした。
12/17(木) -253ドル
12/18(金) -367ドル

米株価
NYダウは9/29の安値から11/3の高値まで上昇幅の3分の1押しが17285ドル、2分の1押しが16946ドルです。

ザラ場安値で3分の1押しを割れた11/16のNYダウの引け値は17483ドルで3分の1押しを維持しました。

12/18のNYダウは3分の1押しを割れて終っています。

しかし、米スーパーSQという特殊要因と考えれば、今週の底値確認は2分の1押し16946ドルと3分の1押し17285ドルとの間の攻防になると考えられます。

12/18の日経平均は-366円の大幅安でした。

米スーパーSQの思惑の影響を事前に受けたのか、日銀の政策決定会合の失望サプライズが米スーパーSQに影響を与えたのかは定かではありません。

しかし、12/18の日経平均の上下900円近い乱高下は、ご存知のように無風と思われた日銀の政策決定会合の決定への1日の期待と失望の結果です。

慌てて買った投資家が慌ててその日のうちに売った結果と考えています。

したがって、出来高をみると需給的には1日で「ご破産願いましては…」ということになり、12/18限りで完結した相場の動きでしょう。

米スーパーSQは
① SQ前は大口の思惑的な先物主導の売買が出やすく荒れやすい
② SQ日は売買が膨む
③ SQは相場の転換点になりやすい

ことで知られており、株式や為替ともオプションの満期が過ぎると、相場の流れが変わることもあります

今週、米株が更に下落が続くのか、スーパーSQ通過で、反転するのか見極める大事な週となるでしょう。

米FRBの9年ぶりの政策金利引き上げ、日銀の補完措置は当面の悪材料ではありません。

当ブログでは米株の反転と日経平均の75日線(18772円)維持からの「反転」に期待しています。


(注意:本稿は投資家のために投資判断を行うものではなく、一切の責任を負いません)
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